メール配信システムの定番
ケータイ世代にとって番号ポータビリティは、お金がかかるだけのあまり意味がない代物なのだ。
こうした考え方は、メールアドレスに対しても同様である。
ケータイ世代はメールアドレスに対する意識も希薄であり、ちょっとした理由からメールアドレスを変更してしまうことが多い。
実際、ケータイ世代を対象にしたエンタメサイト「GAM。W」(バンダイネットワークス、VIBE、東急エージェンシー)が2007年5月に発表した調査によると、13歳から18歳の中高生1146人のうち、1年間に1回以上メールアドレスを変更しているユーザーが5割近くいるというから驚きだ。
しかも変更理由は「なんとなく飽きたから」という意見が最も多く、メールアドレスが「住所」ではなく「ファッション」として扱われているようだ。
実際「友達同士で、一部分以外みんな同じ文字のメールアドレスに合わせたりする」(中学生)という声もあり、その扱いが非常にカジュアルであることが理解できるだろう。
ちなみにこの統計が発表された直後、ヤフージャパンの「クイックリサーチ」にて、メールアドレスの変更頻度に関するアンケートが行われた。
その結果を見ると、先の調査ではケータイ世代の約半数が当てはまる「メールアドレスを1年に数回変更した」という回答はたった4%に過ぎないという結果となった。
しかも、6割近くの人は「メールアドレスを変更したことがない」と答えている。
こちらの調査は対象年齢やデバイスを特定している訳ではないが、同サービスはPCからの利用者が多数を占めているため、PC世代からの回答が多いと考えられる。
こうしたことからも、ケータイ世代とPC世代の考え方が全く異なっているのがよく理解できるだろう。
携帯サイトで「電車男」は生まれなかった。
PC世代とケータイ世代のネット文化の違いを、「電車男」を例に説明してみよう。
電車男は巨大掲示板「2ちゃんねる」でのやりとりから生まれたラブストーリーであり、。
さえないオタクの男性が電車で出会った美女に恋をし、そのことを掲示板に書き込んだのをきっかけに、掲示板の利用者のサポートによって恋を成就させる……というものだ。
後に書籍化され、さらに映画やドラマ化もされたのでご存じの方も多いだろう。
この電車男のストーリーが成立したのには、掲示板の利用者が電車男を懸命にサ。
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